東大和市清原地区に広がる都営東京街道団地は、1960年代後半から1970年代にかけて建設された約3,000戸規模のメガ団地です。東京都住宅政策本部が推進する「都営住宅建て替え計画」において、老朽化対策と用地の有効活用を目的とした大規模再生プロジェクトが着実に進行しています。
かつての4〜5階建て階段室型(エレベーターなし)住棟を取り壊し、地上10〜14階建ての高層耐震住棟へと集約する工事が段階的に完了しつつあります。これにより、居住者の高齢化に対応した完全バリアフリー化が実現しただけでなく、余剰となった広大な敷地(創出用地)を活用した再開発事業が進展しています。
創出用地には、近隣住民の日々の生活を支える大型スーパーマーケットやドラッグストアなどの商業施設、地域包括支援・子育て支援機能を持つ複合福祉施設が整備されました。単なる「公営住宅の更新」にとどまらず、地域全体を巻き込んだ多世代共生型のまちづくりが進められています。