会員制クラブの品格を守る要となっているのが、徹底されたドレスコードと利用規約です。アークヒルズクラブでは、来訪者全員に対して「スマートカジュアル」を義務付けています。男性の場合、原則としてジャケットや襟付きシャツの着用が求められます。特にディナータイムにおいては、ノータイであってもテーラードジャケットの着用がマナーとして定着しています。
入館を明確に断られる、あるいは注意を受ける具体的なNGスタイルは以下の通りです。
- 厳禁とされる服装:Tシャツ1枚、タンクトップ、短パン(ハーフパンツ)、ダメージジーンズ、ジャージ等のスポーツウェア、作業着
- 履物に関する規定:ビーチサンダル、クロックス、過度にカジュアルなスニーカー、ミュール(男性の素足履きもNG)
- 館内マナー:メインダイニング内での大声での通話、フラッシュ撮影、無許可での動画配信や商用撮影の禁止
非会員であるビジターの利用条件にも明確なルールが存在します。原則として「会員の同伴」もしくは「会員による事前の紹介・予約」がなければ、一般ビジターが単独で館内に入ることはできません。ビジターが予約利用する場合であっても、飲食費等の支払いは会員名義の口座引き落とし、または会員が承認した決済方法に集約されるケースが多く、会員側には「招いたゲストの振る舞いに対する連帯責任」が課されます。この規律が保たれているからこそ、各界のVIPが周囲の目を気にせず重要なビジネス交渉を行えるのです。