道教委が発表した高校入試の出願変更後の最終倍率速報を見ると、2026年の道立高校入試における志願者の動向には明確な特徴が表れました。当初の出願状況発表から出願変更期間を経て、極端に倍率が高かった学校から中堅上位校や実業系高校へのシフトが見られたものの、石狩学区の公立高校における最終出願状況は依然として都市部集中型の厳しい競争環境を維持しています。
全道平均の志願倍率自体は少子化の影響で緩やかな推移を見せていますが、札幌市およびその近郊では「通学利便性の高い上位・中堅普通科」への一極集中が続いています。地方都市の高校で定員割れが生じる一方、石狩学区では1.2倍〜1.4倍を超える激戦区が複数発生し、地域間格差がより一層鮮明になりました。
公立高校の推薦入試(自己推薦)の内定状況が確定したことで、一般入試へと回る受験生の総数が確定し、一般枠の枠組みが狭まったことも倍率を押し上げた大きな要因です。これにより、受検者にとっては1点のミスも許されない緊迫した学力検査当日を迎えることとなりました。