ハードウェアの物理故障と判明した場合、修理に出すか新規購入するかは経済合理性に基づいて判断する必要があります。主要メーカーにおける最新のモニター修理の費用相場と対応の目安をまとめました。
【プロの結論】修理に出すべき人・買い替えるべき人の明確な判断基準
構造的な観点から言えば、一般的なフルHDやWQHDモニターの多くは「パネル自体が製造原価の6〜7割」を占めています。そのため、無償保証が切れている状態でパネル起因の線が入った場合、有償修理を選択するメリットは極めて薄いのが現状です。
【修理対応を推奨する条件】
- メーカーの3年〜5年無償保証期間内であり、落下や加圧などの物損過失がない場合
- EIZOなどの色校正機能を持つプロフェッショナル向け高額ディスプレイ(購入価格10万円超)を使用している場合
【買い替えを即決すべき条件】
- 購入から3年以上が経過した実売3万円以下のスタンダードモニター
- 画面を触ると線が増減するなど、明らかに物理基板の断線・クラックが生じている場合
- 旧世代規格(DisplayPort 1.2やHDMI 1.4以前)のみに対応した旧型モデルを使用している場合