クラピカの行動原理の根底にあるのは、少年時代に体験した故郷「ルクソ地方」の悲劇です。感情が高ぶると瞳が深紅に染まるクルタ族は、世界七大美色の一つとして裏社会で高額売買される「緋の眼」を狙われ、幻影旅団の手によって128名もの同胞が無残に虐殺されました。
劇場版入場者特典として描かれた特別読切『クラピカ追憶編』では、親友パイロとの絆や外の世界へ旅立つきっかけとなったエピソードが明かされています。盲目かつ足の不自由なパイロの治療法を探すために外の世界へ出たクラピカは、自分が集落を離れていた間に一族を皆殺しにされるという絶望を味わいました。
現在、クラピカは散り散りになった同胞の眼をほぼ全て回収し、残る最後のコレクションを所持しているのがカキン帝国の第4王子ツェリードニヒです。ツェリードニヒのコレクションルームには、クラピカの親友であるパイロの頭部らしき生首が安置されている描写があり、二人が対峙した瞬間に凄惨な衝突が起きることは避けられません。