耳垢が湿ってる原因は体質か病気か?遺伝の割合と正しい耳掃除の真相に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
生まれつき両耳とも湿っている場合は遺伝的体質ですが、注意しなければならないのは「大人になってから急に耳垢が湿るようになった」「なぜか片方だけ湿っている」というケースです。これは生理現象ではなく、耳道内における炎症や感染症が引き起こす「耳だれ(耳漏)」である疑いが濃厚です。
診断区分主な症状・性状発生要因・背景推奨される対処法先天的な湿性耳垢両耳対称、粘り気のある黄〜茶褐色、強い悪臭や痛みはないABCC11遺伝子によるアポクリン汗腺分泌(体質)月1〜2回の綿棒による入口ケア、または耳鼻科での定期清掃外耳炎・外耳道湿疹急激な湿り、サラサラ〜ドロッとした浸出液、痒み・灼熱感耳かきのしすぎ、長時間のイヤホン装着による皮膚微小外傷耳かきを即時中止し、耳鼻咽喉科で抗菌点耳薬や軟膏を処方外耳道真菌症激しい痒み、白や黒の斑点状の耳垢、カビ臭い独特の異臭耳道内の過度な湿熱環境、ステロイドの長期連用、カビ感染自力での清掃を厳禁とし、耳鼻科で真菌の徹底洗浄・抗真菌剤塗布急性・慢性中耳炎拍動性の耳痛、膿のような黄色〜緑色の液体、難聴・耳閉感上気道炎(風邪)から細菌が耳管経由で侵入、鼓膜穿孔速やかな耳鼻咽喉科受診、抗生剤の内服や鼓膜処置
特に片側だけが湿っている場合、触りすぎによって外耳道の皮膚バリアが破壊され、滲出液(浸出液)が漏れ出しているケースが後を絶ちません。さらに、子供の耳垢が湿っている原因としては、外耳道が極めて狭く新陳代謝が活発なことによる一時的な皮脂の多さに加え、風邪をきっかけとした「急性中耳炎」が隠れている頻度が高いため、発熱や機嫌の悪さがないか入念なチェックが必要です。