単にカロリーを削ればいいという時代は終わった。2026年の栄養学で最も注目されているのが「代謝フレキシビリティ(代謝柔軟性)」の向上だ。これは、身体が糖質と脂質のどちらもエネルギーとして効率よく切り替えて燃焼できる柔軟性を指す。
糖質を完全に悪者扱いしてカットするのではなく、朝と昼に低GI値の複合炭水化物(玄米やオートミール、大麦など)を適正量摂り、夜の糖質を控えめにする時間栄養学を取り入れる。これにより血糖値の急激なスパイクを阻止し、インスリンの過剰分泌による脂肪蓄積シグナルをシャットアウトできるのだ。
さらに、1日あたり「体重1kgあたり1.2〜1.5g」のタンパク質を複数回に分けて摂取することで、食事誘発性熱産生(DIT)が高まり、食べている最中から代謝のエンジンが回り出す。