閲覧注意!世界一臭い缶詰の破裂する理由と絶対に失敗しない開封術

閲覧注意!世界一臭い缶詰の破裂する理由と絶対に失敗しない開封術

閲覧注意!世界一臭い缶詰の破裂する理由と絶対に失敗しない開封術にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

缶詰でありながら、なぜパンパンに膨張し、爆発の危険すら噂されるのか。その答えは、加熱殺菌を一切行わない独自の製法にある。通常の缶詰は充填後に高温殺菌して菌を全滅させるが、シュールストレミングは殺菌しない。塩分濃度を絶妙な約4〜4.5%に抑えることで、腐敗菌の繁殖を防ぎつつ、塩分に強い耐塩性乳酸菌(Haloanaerobium)だけを活発に作用させているのだ。

この乳酸菌が缶の内部で生き続け、ニシンのタンパク質や脂質を急速に分解していく。その過程で二酸化炭素や多量のガスが絶え間なく発生し、密閉された金属容器の内部圧力を爆発的に高めていく。パンパンに膨らむ容器は、内部で命の発酵が現在進行形で行われている証拠にほかならない。

そして、あの「殺傷能力すら感じる悪臭」の正体も科学的に解明されている。主成分は硫化水素(腐った卵の臭い)、プロピオン酸(刺激的な酸敗臭)、酪酸(蒸れた靴下の臭い)、そしてトリメチルアミン(生臭さ)だ。これらが複雑に絡み合い、人間の嗅覚をダイレクトに攻撃する。くさやの約6倍、キムチの約20倍とも言われる圧倒的な臭気強度は、まさに極限の発酵が生み出した化学変化の産物だ。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。