Q1:「春夏冬二升五合」の文字はいつ頃から使われているのですか?
A1:明確な創始者は特定されていませんが、町人文化と文字の識字率が飛躍的に向上した江戸時代中期(18世紀半ば以降)の「判じ物ブーム」の中で定着したとされています。当時流行した地口(語呂合わせ)や絵看板の文化が発祥です。
Q2:暖簾に「春夏冬中」とだけ書かれている場合の意味は何ですか?
A2:「秋がない(商い)」+「中」で「商い中(あきないちゅう=営業中)」という意味になります。主に昼時の蕎麦屋や和食店が、営業中の目印として現在でも好んで使用しています。
Q3:五合をなぜ「繁盛」と読むのですか?
A3:日本の伝統的な度量衡では、十合(10合)が「一升」となります。五合はその半分の量にあたるため「半升(はんしょう)」と呼びます。この「はんしょう」の音を「はんじょう(繁盛)」に重ね合わせた語呂合わせです。