元々は2018年2月にリリースされたシングル『Love me, Love you』のカップリング曲だった「春愁」。一見するとパーソナルな楽曲が、全国規模の卒業ソングへと羽ばたいた背景には、伊藤園「お〜いお茶(新俳句大賞)」とのコラボレーション企画がありました。
CMソングへの起用と連動して展開されたのが、早稲田実業学校音楽部合唱班の生徒たち総勢約40名とミセスによる合唱プロジェクトです。大森元貴が学校へ直接足を運び、高校生たちの瑞々しい歌声とバンドの演奏が重なり合うスペシャルムービーがYouTubeで公開されると、瞬く間に社会的な反響を巻き起こしました。
プロのバンドサウンドと、現役高校生が奏でる混声合唱のハーモニーは驚くほどの化学反応を生み出しました。この映像をきっかけに、全国の中学校や高校の音楽教師、合唱部員の間で「今年の卒業式や合唱コンクールでこの曲を歌いたい」という声が爆発的に増加。YouTubeのコメント欄やSNSを通じて評判が拡散し、学校行事の定番レパートリーとしての地位を不動のものにしました。