この異例の買い占め騒動は、単なる人気商品の品薄という枠組みを超え、深刻な社会問題としてワイドショーやネットニュースで大々的に報じられました。キティちゃんハッピーセットネットの反応を検証すると、熱狂の裏で極めて強い憤りと失望が渦巻いていたことが分かります。
特にSNS上で猛烈なバッシングの対象となったのが、転売目的で購入されたハッピーセットの「食品廃棄(フードロス)」です。おもちゃだけを抜き取り、セットのハンバーガーやポテト、ドリンクを店舗のゴミ箱や近隣の公園に手つかずのまま大量廃棄する写真がX(旧Twitter)に投稿されると、瞬く間に数万件のリポストを記録。「子どもが楽しみにしていたのに初日で買えなかった」「食べ物を粗末にしてまで小銭を稼ぎたいのか」といった怒りの声が爆発しました。
当時の現場データと二次流通の過熱ぶりを、通常のハッピーセット運用と比較した実態データは以下の通りです。
現場のクルーからも「開店前から数十人の大人が並び、1人で40セット注文された」「通常のバーガー製造ラインが麻痺し、一般の来店客に迷惑がかかった」という悲痛な証言が相次ぎ、企業側の危機管理と販売体制が厳しく問われることとなりました。