コンビニから荷物を送る際に最も重要な基礎知識は、チェーンごとに提携している配送業者が全く異なるという点です。どれほど急いでいても、ローソンのレジにクロネコヤマトの宅急便を持ち込むことはできませんし、セブン-イレブンでゆうパックを預けることも不可能です。まずは三大チェーンの基本仕様を正確に把握しておく必要があります。
取材に基づく各社の特徴として、セブン-イレブンはレジでの直接処理スピードを最優先したオペレーションを採用しています。ヤマト運輸と強固に連携しており、手書き伝票の受け取りからスマホバーコードのスキャンまで、すべてレジカウンター上で完結します。店頭端末を操作する手間がないため、手順さえ理解していれば最も短時間で手続きが終わる利便性があります。
ファミリーマートも同じくヤマト運輸の宅急便を取り扱っていますが、受付ルートが2系統存在します。一般的な手書き伝票はレジへ直行して手続きできますが、フリマアプリなどの一部連携発送やサービス内容によっては、店内のマルチコピー機で受付用二次元コードを読み取らせ、出力された「申込券」をレジへ持参するフローが基本となります。
一方、日本郵便と長年提携しているローソンは「ゆうパック」の拠点です。手書き伝票によるレジ受付はもちろん、店内に設置された専用端末「Loppi」での発券、さらには非対面発送インフラ「SMARI(スマリボックス)」が都市部を中心に広く配備されています。メルカリなどの提携発送であれば、店員と一切会話することなく数秒で投函を完了できる無人化シフトが急速に進んでいます。