近年、メンタルヘルス業界においても、蛙化現象の頻発と「愛着スタイル」の関係性が深く議論されるようになった。特に注目されているのが、他者と親密な関係を築くことを恐れ、無意識に距離を置こうとする回避型愛着障害の傾向だ。
回避型愛着障害を持つ人は、他人と心が急速に接近することに対して強い不安や恐怖を感じる。相手が自分に好意を寄せたり、関係が深まりそうになると、傷つくことを恐れる防衛機制が働き、相手の欠点を過剰に探し出して関係を自ら断ち切ろうとする。つまり、相手のダサい行動に冷めたのではなく、「これ以上踏み込まれたくない」という心が、好意をシャットアウトするための言い訳として相手の行動を利用している可能性があるのだ。