鬼さんに電話番号の真相とトラウマの罠!しつけアプリの功罪を徹底検証

鬼さんに電話番号の真相とトラウマの罠!しつけアプリの功罪を徹底検証

鬼さんに電話番号の真相とトラウマの罠!しつけアプリの功罪を徹底検証の重要ポイントをご紹介します。役立つ情報がチェックできます。

インターネットの検索窓に「鬼さんに電話」と打ち込む保護者が後を絶たない背景には、「実際に鬼の声が流れる電話番号が一般回線として公開されているのではないか」という都市伝説的な噂があります。

結論から言えば、24時間いつでも一般電話回線から通話できる固定の「鬼の電話番号」は公的に常設されていません。過去に企業のプロモーションや地方自治体のイベント企画として、期間限定の特設ダイヤル(通話料のみで鬼の音声ガイダンスが流れる仕組み)が設置された前例はあるものの、常時接続可能な公衆回線番号が存在するわけではないのが事実です。

では、親たちが使っている「鬼の電話」の正体は何なのか。その実体は、メディアアクティブ社をはじめとする開発会社が提供している「鬼から電話」などの無料スマートフォン向けしつけサポートアプリです。このアプリは、画面上に本物の電話着信そっくりのインターフェースを表示させ、指定した秒数後(または即時)に着信音を鳴らすという精巧な疑似通話システムを採用しています。

画面をスワイプして通話に応答すると、画面いっぱいに迫力あるCGアニメーションの「赤鬼」が登場し、重低音の唸り声で「言うことを聞かないのは誰だ〜?」と語りかけてきます。声優による迫真の語り口と、あたかもこちらの様子を見透かしているかのような絶妙な「間」を持たせた会話進行により、まだ現実とフィクションの境界が曖昧な未就学児は「本物の赤鬼から電話がかかってきた」と完全に信じ込んでしまうのです。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。