香典袋のお札の入れ方は顔が裏で下?新札Ng理由と正しい作法【2026】

香典袋のお札の入れ方は顔が裏で下?新札Ng理由と正しい作法【2026】

香典袋のお札の入れ方は顔が裏で下?新札Ng理由と正しい作法【2026】についての疑問解決ガイドをお届けします。

香典袋を準備する際、外袋の表書きには必ず「薄墨(うすずみ)」の筆や筆ペンを使用します。これには二つの哀悼の意味が宿っています。

一つは「突然の訃報を知り、流した涙で硯(すずり)の墨が薄まってしまった」という悲しみの深さの表明。もう一つは「急ぎ駆けつけるため、十分に墨を磨る時間も惜しんで筆を執った」という慌ただしさの表現です。四十九日を過ぎた法要では、悲しみに区切りがついたものとして通常の濃い黒墨を用いますが、通夜や葬儀・告別式では薄墨を用いるのが鉄則です。

ただし、中袋の裏面に記入する「郵便番号・住所・氏名・包んだ金額」に関しては、遺族や受付が香典帳を整理・記録する際の視認性を最優先するため、濃い黒のサインペンやボールペンで書いても失礼には当たらないとする見解が2026年の葬祭現場では完全に定着しています。

香典ふくさ包み方と持ち運びの作法

準備した香典袋をバッグやスーツのポケットから剥き出しで取り出す行為は、重大な非礼と見なされます。必ず「ふくさ(袱紗)」に包んで持参してください。

ふくさの色は、紫・紺・グレー・深緑などの寒色系を選びます。なかでも紫色は慶事・弔事の両方で使用できる万能色として重宝されます(赤やピンクなどの暖色は慶事専用)。

弔事における包み方の原則は「左開き」です。

  1. ふくさを角が上下左右になるよう菱形に広げる。
  2. 中央よりやや右寄りに香典袋を表向きに置く。
  3. 右側を中央に向けて折る。
  4. 下側を中央に向けて折る。
  5. 上側を中央に向けて折る。
  6. 最後に左側を右へ向けて折り返し、余った端を裏へ巻き込む。

受付で香典を差し出す際は、ふくさから香典袋を取り出し、畳んだふくさの上に香典袋を乗せ、相手側から表書きの文字が正しく読める向き(180度回転)にして両手で手渡すのが最も格式高い所作です。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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