ボディメイクの結実として語り継がれるのが、雑誌『anan』での表紙カットだ。誌面で見せた彫刻のように無駄のない肉体は、発売と同時に大きな話題を呼び、完売店舗が続出する事態となった。撮影スタッフが語る未公開エピソードによれば、菊池は撮影の数日前から水分量を細かく調整し、当日はライティングの角度に合わせて瞬時に筋肉の張りをコントロールしていたという。
カメラの前で見せる一瞬の表情やポージングの裏には、アスリートさながらの集中力と妥協なき準備が存在する。「魅せる」プロフェッショナルとしての覚悟が、あの忘れがたい表紙カット一枚に凝縮されていたのである。