日本の受験事情に慣れていると「ル・ロゼの偏差値はどのくらいか」という疑問が生じがちですが、スイスのボーディングスクールにおいて日本式の偏差値という指標は存在しません。合否判定は単一のペーパーテストではなく、極めて総合的な審査基準によって下されます。
ル・ロゼ学院の入学条件において最重要視されるのは、以下の要素です。
- 言語運用能力:授業は英語またはフランス語で行われるため、どちらか一方での高度なアカデミックスキルが必須(入学後に両言語の完全バイリンガルを目指すカリキュラム)。
- 人物評価と知的好奇心:面接(インタビュー)を通じて、協調性、自主性、リーダーシップ、豊かな人間性を持っているかを厳格に審査。
- 学業成績と推薦状:前籍校での優秀な学業成績証明書および複数の教員からの推薦状。
- 課外活動の卓越性:スポーツ、音楽、アート、ボランティア活動などにおける情熱や実績。
学費を支払える経済力は大前提に過ぎず、巨額の寄付金を積んだとしても基準を満たさなければ合格できません。国籍枠の制限もあるため、日本人枠の倍率も年によって非常に高位で推移します。