新幹線の窓側コンセントは誰のもの?通路側利用の権利とマナーの真相

新幹線の窓側コンセントは誰のもの?通路側利用の権利とマナーの真相

新幹線の窓側コンセントは誰のもの?通路側利用の権利とマナーの真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

新幹線のコンセントを利用する際、多くの乗客が見落としがちなのが電気容量(定格ワット数)の限界です。

新幹線普通車のコンセントは、基本的に「AC100V・2A」、すなわち最大200W(グリーン車等でも1席あたり概ね同等)に設計されています。これはノートPCやスマートフォンの充電、携帯ゲーム機の利用を想定した仕様です。

消費電力の大きいヘアアイロン(300W〜800W以上)や電気ケトル、ドライヤーなどを接続すると、車内のブレーカーが落ちて周囲の座席全体の給電が停止するトラブルを引き起こします。また、長時間の過電流によって車両側の保護回路が作動した場合、その区間での再復旧が困難になるケースもあります。JR各社は利用案内において、高負荷機器の使用を固く禁止しています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。