それでも、どうしても免許センターで一発撮りをしなければならない状況はある。その場合、どのように対処すべきか。ポートレート撮影のプロは、いくつかの簡単な工夫で仕上がりは劇的に変わると指摘する。
第一に「服の色」だ。黒やネイビーなどの暗い色は、顔の影を強調し、表情を暗く見せてしまう。おすすめは白やパステルカラーのトップスだ。これが簡易的なレフ板(反射板)の役割を果たし、下からの光を顔に反射させてクマやシワを目立たなくさせる。第二に「姿勢と首の位置」。椅子に深く腰掛けず、背筋を伸ばして少し前傾姿勢をとる。そして、顎を引きすぎるのではなく、首を少し前に突き出してから顎を下げる。これにより、二重顎を防ぎつつ、フェイスラインがシャープに写る。最後に「目力と表情」。撮影の直前まで目を閉じ、シャッターが切られる瞬間に目を開く。このとき、口角をほんの数ミリだけ上げる意識を持つと、怒ったような表情を回避できる。