被写界深度を極める!プロだけが知る「ボケ感」の正体と最強撮影術

被写界深度を極める!プロだけが知る「ボケ感」の正体と最強撮影術

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SNSやオンラインコミュニティでは「ボケ量=写真の上手さ」という短絡的な言説が散見されますが、光学的な実務において絞り開放信仰には明らかなリスクが存在します。

盲点1:深度が浅すぎることによる「主題の崩壊」
例えば人物のアップをF1.2で撮影した場合、手前の瞳には合焦していても、奥の瞳や鼻の頭、髪の毛が激しくボケてしまい、顔の立体造形が崩れて見える現象が起きます。プロは「何をどこまで見せたいか」を計算し、あえてF2.2やF2.8まで絞り込んで撮影します。

盲点2:レンズの収差と解像力の低下
多くの単焦点レンズは、F値を1〜2段絞ったF2.8〜F5.6付近で最も高い解像力とコントラストを発揮します。開放時の甘い描写や周辺減光を表現意図として使う場合を除き、解像感を最優先する風景や広告撮影では適切な絞り込みが不可欠です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。