親会社がセブン&アイ・ホールディングスからフォートレス・インベストメント・グループへ移行したことで、給与水準やインセンティブ設計には大きな地殻変動が起きています。外資系ファンド傘下に入ったことで、従来の年功序列的な昇給カーブは見直され、人事評価制度における個人業績および店舗粗利への貢献度がよりシビアに反映される仕組みへと再構築が進められています。
特に影響を受けているのがボーナス支給額(賞与)です。以前はセブン&アイグループ全体の業績協調や年2回の固定月数に近い支給慣行がありましたが、再生フェーズに入って以降は百貨店単体の営業利益および各店の達成率に連動する割合が増加しました。池袋本店をはじめとする旗艦店と地方・郊外店との間で支給係数に傾斜がつくなど、同じ社内等級であっても年間賞与額に数十万円単位の格差が生じる構造が顕在化しています。