なぜ一度ハマった人間は周囲の忠告を聞き入れず、盲信的な状態(いわゆる洗脳状態)に陥ってしまうのでしょうか。なんJでの分析や心理学的アプローチから見ると、会員を束縛するシステムには精巧な承認欲求ビジネスの構造が組み込まれていることが分かります。
新規参入者は、日頃の職場や社会生活で得られない「過剰な肯定と賞賛」をコミュニティ内で与えられます。「あなたなら成功できる」「普通のサラリーマンで一生を終えるのはもったいない」と持ち上げられ、居場所を見出した気になっていくのです。この過程で「否定的な意見を言う周囲の友人=自分の成功を邪魔するドリームキラー」と刷り込まれるため、親しい人からの説得が一切届かなくなります。
この洗脳システムを支える象徴が、通称「アムウェイの三種の神器」と呼ばれる高額耐久消費財です。
これらは単なる生活用品ではなく、信者コミュニティ内で「真の健康と自由を手に入れるための必須アイテム」として位置づけられます。「市販の水や空気は危険」「この無水鍋を使えば油を使わずに健康的な料理ができる」といったデモンストレーションを目の前で見せられ、高額なローンを組まされるのが通過儀礼となっています。