市販の水耕栽培キットは数千円から1万円以上するものも珍しくありませんが、パセリの水耕栽培はペットボトルと100均グッズだけで同等以上の高効率システムを自作できます。構造は至ってシンプルで、上段に株を固定し、下段に培養液を溜める「底面給水式」を採用します。
自作キットの作成手順は極めて明快です。
- ペットボトルの加工:500ml〜2Lの空きペットボトルを用意し、上から約3分の1の位置でカッターを使って水平に切断します。
- 給水構造の設置:飲み口のある上部パーツを逆さまにして下部パーツに重ねます。飲み口部分に、細長く切ったマイクロファイバークロスや不織布を通しておくと、下段の培養液を毛細管現象で安定して上段へ吸い上げられます。
- 培地スポンジの準備:パセリの水耕栽培用スポンジとして、100均の研磨剤が入っていないウレタンスポンジを2.5cm角にカットし、中央に十文字の切り込みを入れます。水を含ませて軽く絞った状態で上段の受け皿部分にセットします。
- アルミホイルによる完全遮光:下段容器の周囲をアルミホイルや遮光テープで隙間なく覆います。光を完全に遮断することで藻の発生を99%以上抑制し、清潔な根圏環境を維持できます。