自力で目元の開きを改善するアプローチの要となるのが、目の周囲をドーナツ状に取り囲む「眼輪筋(がんりんきん)」の強化と、滞った水分を流すリンパケアです。
眼輪筋トレーニングの効果として最も期待できるのは、上まぶたを引き上げる力の回復と、下まぶたのたるみ予防です。加齢や無表情な生活によってこの筋肉が衰えると、まぶたの開口幅が狭まり、目元全体がぼんやりとした印象に陥ります。以下のトレーニングを1日2セット行うことで、まぶたの引き上げをスムーズにする神経伝達が活性化されます。
- 眼輪筋アイソメトリック運動:人差し指と中指で目尻と目頭を軽く押さえ、皮膚が引っ張られないよう固定した状態で、眩しい光を見るように下まぶたを意識して目を細める(5秒キープ×5回)。
- ウインクトレーニング:頬の筋肉を使わず、目の周囲の力だけで左右交互にリズミカルにウインクを行う(左右各20回)。
また、朝の腫れぼったさを即効でリセットする目のむくみ解消マッサージにおいては、「皮膚を擦らない」ことが絶対条件です。皮膚の薄いまぶたを直接揉むのではなく、眉頭の骨の下にある窪み(攅竹・さんちく)や、こめかみ(太陽・たいよう)といった目の開きを良くするツボを、指の腹で垂直に3〜5秒じんわりと圧迫します。その後、耳下腺から首筋、鎖骨へとリンパを優しく流すことで、まぶたの余剰水分がスムーズに排出されます。