セルフケアを数日試しても耳閉感が抜けない場合や、聞こえに明らかな異常を感じる場合は、迷わず耳鼻咽喉科専門医を受診してください。医療機関では、内視鏡による上咽頭の直視下確認やティンパノメトリー(鼓膜の動きやすさを測る気圧検査)、聴力検査を行い、症状のステージに応じた的確な処置が行われます。
医療機関で処方・実施される主な治療法は以下の通りです。
・第2世代抗ヒスタミン薬&抗ロイコトリエン薬
アレルギー反応そのものを抑え、鼻と耳管の粘膜肥厚を根本から軽減します。2026年の診療現場では、眠気や口の渇きといった副作用が極めて少なく、1日1回で24時間安定した効果を発揮する最新世代の薬剤が広く選択されています。
・耳管通気療法(カテーテル通気)
金属製の細い管(カテーテル)を鼻から耳管開口部に直接当て、微弱な空気を中耳へ送り込んで陰圧をリセットする専門処置です。溜まりかけた浸出液の排出を促し、劇的な耳詰まり改善効果をもたらします。
・局所ステロイド投与・粘膜収縮薬
頑固な耳管の腫れに対し、直接ネブライザー吸入を行ったり、高濃度の抗炎症薬をピンポイントで届けることで、短期間で耳管の開閉機能を正常化させます。