治療を受けるにあたって、社会生活への影響度を測る指標となるのが入院日数と治療成績です。全体的なカテーテル手術入院期間は、予定された冠動脈ステント留置術であれば2泊3日〜3泊4日、診断のための検査目的のみであれば1泊2日や日帰りで行う医療機関も珍しくありません。開胸手術が2〜4週間の入院を要することを踏まえると、早期の社会復帰という観点で圧倒的な優位性を誇ります。
医療統計におけるカテーテル手術成功率と評判を見ると、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)等の集計データにおいて、予定治療における初期手技成功率は98%以上という極めて高い水準を維持しています。患者アンケートや闘病ブログ等でも「翌日にはスタスタ歩いて食事が摂れる」「胸の締め付けが劇的に消えた」といったポジティブな評判が大半を占めています。
ただし、救急搬送された急性心筋梗塞や心原性ショック状態での緊急手術においては、患者の全身状態や血管の石灰化の程度によって手技の難易度が跳ね上がります。成功率の数字のみを鵜呑みにせず、基礎疾患や病態の重症度に応じた個別の説明を主治医から受けることが不可欠です。