長嶋家の家族関係を巡っては、長男であるタレント・長嶋一茂と次女・長島三奈の間に横たわる「確執」が長年週刊誌を賑わせてきました。事の発端は、2009年に報じられた「長嶋茂雄」関連商標の無断登録問題です。
一茂氏が自身の個人事務所を通じて「長嶋茂雄」の商標登録を出願したことに対し、家族の正統な管理窓口であるオフィスエヌを率いる三奈氏が強く反発。特許庁への異議申し立てなどを経て商標はオフィスエヌ側に戻されましたが、このトラブルを契機に「兄妹絶縁」とセンセーショナルに報じられました。さらに母・亜希子さんの納骨や遺産相続を巡る方針の違いも加わり、感情的な亀裂が生じたとされています。
一茂氏は後にバラエティ番組等で「妹が父親の面倒を本当によく看てくれている」「感謝しかない」と語る場面もあり、過激な週刊誌報道のような憎しみ合いではなく、それぞれの家庭環境や立場を踏まえた上での「適切な心理的距離感(バウンダリー)」を保っているのが実態といえます。