お遍路の第1番札所・霊山寺はどう巡る?出発前に必ず知るべき作法と準備

お遍路の第1番札所・霊山寺はどう巡る?出発前に必ず知るべき作法と準備

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四国遍路の長い歴史路において、阿波の国(徳島県)は「発心の道場」と位置づけられています。その筆頭である徳島県鳴門市霊山寺は、天平年間(729〜749年)に聖武天皇の勅願により行基菩薩が開基したと伝えられる古刹です。のちに弘法大師空海がこの地で修行を行い、釈迦如来の霊示を受けてインドの霊鷲山(りょうじゅせん)を日本に移す思いを込め「竺和山 霊山寺」と名付けたと記録されています。

弘法大師空海ゆかりの寺として、本尊には大師自らが刻んだとされる釈迦如来像が祀られています。霊山寺が「第1番」と定められた背景には、かつて関西方面から淡路島を経由して鳴門に船で渡ってきた巡礼者にとって、地理的に最もアクセスしやすい上陸地点であったという交通史的な側面も見逃せません。

現代の霊山寺駐車場アクセス環境は極めて良好に整備されています。高松自動車道の「鳴門IC」および「板野IC」から車で約10〜15分、徳島自動車道「藍住IC」からも約15分で到着します。境内隣接地には普通車約100台、大型バス約10台を収容する無料大型駐車場が完備されており、マイカー遍路や観光バスツアーの起点としてもストレスなく利用できます。公共交通機関を利用する場合は、JR高徳線「坂東駅」から平坦な道を徒歩約10分(約800m)で山門前に到達します。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。