黒部ダムを訪れる旅行者が最も陥りやすい落とし穴が「気温の読み違え」です。一般的に標高が100メートル上がるごとに気温は約0.6℃下がるとされ、黒部ダム標高気温差は平野部(富山市街や長野県大町市など)と比べてマイナス9℃〜10℃前後に達します。
季節に応じた黒部ダム服装気温の目安は以下の通りです。
【春・初夏(4月中旬〜6月)】:
雪解けが進む時期ですが、ダム周辺にはまだ雪が残り、風は冷たく吹き荒れます。最高気温が10℃前後に届かない日もあるため、厚手のフリースや風を通さないマウンテンパーカー、手袋などの防寒対策が欠かせません。
【夏期(7月〜8月)】:
平地で猛暑日を記録する日でも、ダム周辺の最高気温は22℃〜25℃前後と非常に過ごしやすい避暑地となります。日中は半袖で心地よく歩けますが、日陰に入ると肌寒さを覚えるほか、朝夕は急激に冷え込みます。薄手のウィンドブレーカーや長袖シャツをリュックに入れておくのが賢明です。
【秋期(9月〜11月)】:
9月下旬を過ぎると季節は一気に冬へと舵を切ります。10月には日中でも一桁台の気温まで下がり、アルペンルート最高地点である室堂天気気温は氷点下に達することもあります。ダウンジャケットやニット帽、機能性保温インナーを着用し、真冬並みの装備で臨む必要があります。