テバクはハングル表記で「대박」と書きます。漢字に直すと「大舶」または「大博」に由来すると言われており、元々は「博打で大勝ちすること」や「大きな船に財宝を満載して帰港すること」といった、莫大な富や大成功を収める状態(大当たり)を指す言葉でした。
また、韓国に古くから伝わる民話『フンブとノルブ』の中で、心優しい弟フンブがツバメからもらった種を育て、実った「大きな瓢箪(대박=大きなウリ)」を割ったところ中から金銀財宝が出てきたというエピソードも、この言葉のポジティブなイメージを決定づけた一説とされています。
現代の日常会話では、そうした歴史的語源から転じて「信じられないほど素晴らしいこと」「予想を遥かに超えた出来事」に遭遇した際の感嘆詞として定着しました。日本語の「ヤバい!」「すごい!」「マジで!?」とほぼ同じ感覚で、日常の些細なラッキーから人生最高の一瞬まで、幅広い感情を一言で代弁してくれます。