ネット上の情報には、手作り時のトラブルや素材の扱いに関する誤解が散見されます。特に多いのが以下の2点です。
誤解①:「中がとろけているのは生焼けで危険なのでは?」
バスクチーズケーキのとろみは加熱不足の生焼けではなく、卵と乳製品が適正温度(中心温度65℃〜70℃程度)に達して凝固が始まった瞬間の状態です。中心部まで完全に固まらせると、普通の硬いチーズケーキになってしまい、本来の魅力が失われます。ただし、割った瞬間に液体がそのまま流れ出る状態は過度な早出しであるため、焼き上がりの見極めが肝心です。
誤解②:「生クリームがないと絶対作れない?」
急に作りたくなった際、生クリームの買い置きがないケースは少なくありません。結論から言えば、プレーンヨーグルト(水切りしたもの)や牛乳、植物性ホイップでの代用が可能です。ヨーグルトを使えば後味がさっぱりとした軽やかな仕上がりになり、カロリーを約30%カットできるメリットもあります。ただし、本場特有のドッシリとした重厚感を求める場合は、乳脂肪分40%以上の純生クリームを使用するのが鉄則です。