生理は、妊娠のために厚くなった子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに体外へ排出される現象です。通常、剥がれた内膜や血液は体内の酵素(プラスミンなど)の働きによってサラサラに溶かされてから排出されます。しかし、経血量が多すぎる場合、酵素の分解スピードが追いつかず、ゼリー状やレバー状の血の塊として固まったまま体外へ押し出されてしまいます。
直径1〜2cm程度の小さな塊が偶尔混ざる程度であれば過度な心配はいりませんが、500円玉(約2.6cm)をはるかに超える5cm以上の巨大な塊が出るのは、経血の量が異常に増えている明確な証拠です。これは単なる体質ではなく、子宮内部で出血を加速させる何らかの異常が起きていると捉えるべきシグナルといえます。