Q1:絵カードを使うと、声を出して喋ろうとしなくなる心配はありませんか?
A1:その心配はありません。絵カードは言葉の代用ではなく、コミュニケーションの成功体験を積むための架け橋です。「カードを渡すと相手が応じてくれた」という快感が意欲を生み、支援者がカード受け取り時に明瞭に単語を声掛けすることで、自然な音声模倣(発語)を促すきっかけになります。
Q2:100均グッズを使った手作りと、市販の完成品カードはどちらが良いですか?
A2:最初は家庭内の特定のおやつ・おもちゃ・家族の写真などを使った「手作り(または写真印刷)」が最も効果的です。標準的な動詞や感情表現、学校生活のスケジュールなどを網羅的に揃える段階になったら、市販のセットや無料ダウンロード素材を活用して制作負担を減らすのが効率的です。
Q3:子どもが絵カードを破いたり、投げて遊んでしまう時の対処法は?
A3:カードが「いつでも触れるおもちゃ」になっている可能性があります。厚手のラミネートで頑丈に加工した上で、活動の時だけ大人が提示する管理方法に切り替えてください。また、イラストが子どもの発達段階より難しすぎるサインでもあるため、本物の物や写真へのステップダウンを検討してください。