かつては「これさえ話せば無難」と重宝された定型句ですが、現代のブライダル現場での評価は二極化しています。ウエディング関連のクチコミサイトやSNS上の声を検証すると、参列者や新郎新婦の本音が浮き彫りになってきます。
大手ブライダル関連メディアの意識調査やSNSに寄せられた「結婚式スピーチの3つの袋に対する印象」では、好意的な意見と否定的な反応がはっきりと分かれました。
「年配の役員が笑顔で語ってくれたが、昭和レトロな温かみがあって会場がほっこりした」「わかりやすい例え話だから年配の親族にはウケていた」という肯定的な受け止めがある一方、デジタルネイティブ世代を中心とする若い参列者からはシビアな声が噴出しています。
「給料はとっくに口座振り込みだし共働きなのに、夫が給料袋を渡すという前提が古すぎる」
「義理の母を無条件に優先しろと言われているようで、新婦側の友人はみんな苦笑いしていた」
「披露宴が長引くなか、聞き飽きた『袋の話』が始まると一気に集中力が切れる」
このように、実生活との乖離やジェンダー役割分担の固定化に対する違和感が、会場の白けムードを生み出しているケースが少なくありません。