数年前まで、総合格闘技やキックボクシングの会場といえば、どこか殺伐とした空気が漂う場所でした。しかし、現在のドーム興行や地方大会の客席を見渡すと、その光景は一変しています。カラフルなペンライトを振り、お気に入りの選手を応援する女性グループの姿が目立つようになりました。
主催者側もこの変化を敏感に察知しています。レディース優先シートの設置はもちろん、清潔なパウダールームや、有名シェフとコラボした限定アリーナグルメの提供など、従来の「男臭さ」を排除した取り組みが功を奏しています。暴力的なイメージから、アスリートとしての美しさを競うスポーツエンターテインメントへの脱皮。これが、新たなファン層を惹きつける最大の要因です。