第248話は、直前の247話ラストで宿儺に渾身の一撃を叩き込もうとした日車寛見の「処刑人の剣」の結末から幕を開けます。日車の命が尽きると同時に剣は霧散し、宿儺への決定打とはなりませんでした。絶体絶命の危機に瀕した高専側でしたが、ここで戦況を支える後方支援の緻密な連携が描写されます。
戦場に突如現れた憂憂が、日車の遺体を瞬時に回収。宿儺は五条悟の遺体も同様に持ち去られていた事実を思い出し、高専側が憂憂の「空間転移術式」と家入硝子の「反転術式」を組み合わせた前線救護システムを構築していることを見抜きます。一瞬の隙を突かれた宿儺は、苛立ちを露わにしながら虎杖悠仁を排除すべく猛攻を仕掛けます。
しかし、腹部を抉られたはずの虎杖は倒れません。わずか1ヶ月の間に急速な呪力操作の進化を遂げた虎杖は、自力で反転術式を発動し、傷口を瞬時に再生させて立ち塞がります。宿儺は、何度へし折っても不屈の意志で立ち上がる虎杖に対し、千年の生の中で経験したことのない「苛立ち」の正体を自問自答することになります。