実際の股下寸法が平均以上であっても、姿勢やスタイリング次第で「足が短く見えてしまう」現象が起きます。代表的な悪影響要因は猫背と反り腰、そしてお尻の下垂です。骨盤が後傾して猫背になると視覚的な重心が下がり、お尻のトップ位置が下がることで脚の始まりが低く見えてしまいます。
骨格そのものを伸ばすことはできなくても、足を長く見せる方法を正しく取り入れれば、周囲に与える印象は劇的に変化します。特に即効性があるのが足が長く見えるコーデの工夫です。
スタイリングで意識すべき鉄則は3つあります。第1に、ハイウエスト仕様のパンツやスカートを選び、実際の股位置よりも上にウエストマークを作ること。第2に、パンツとシューズ(または靴下)の色を同系色で統一し、足首の境界線をぼかして視線を爪先まで一直線に誘導すること。第3に、センタープレス入りのボトムスで縦の陰影ラインを強調することです。
上半身をコンパクトなトップスでまとめ、視線を上に集めるショート丈アウターを合わせるだけでも、全身の対比効果によって脚長なシルエットが完成します。