『ざわざわ森のがんこちゃん』がスタートした1996年4月時点では、がんぺーちゃんはまだ登場していませんでした。そのため、初期の放送をリアルタイムで観ていた世代の中には「弟なんていたっけ?」と驚く方も少なくありません。
がんぺーちゃんが初めて登場したのは、番組スタートから約3年が経過した1999年度のことです。スペシャル回およびレギュラー放送の初登場回において、お母さんが産んだ大きな卵(たまご)を家族みんなで温め、無事に殻を割ってがんぺーちゃんが誕生するエピソードが放送されました。
卵からかえった瞬間、家族全員が大喜びし、がんこちゃんが「今日から私がお姉ちゃんなんだ!」と責任感と喜びに胸を膨らませるシーンは、シリーズ屈指の名場面として語り継がれています。恐竜という種族ならではの誕生劇でありながら、新しい命を迎える家族の温かさを丁寧に描いた教育的にも意義深いエピソードでした。