離乳食後期(生後9〜11ヶ月)は、母乳や育児用ミルクからの栄養摂取比率が下がり、全体の栄養の約60%〜70%を食事から摂取する重要な転換期です。この時期の主食量の目安と、1日の授乳・食事バランスを正確に把握しておく必要があります。
生後9〜10ヶ月における1回あたりの食事量目安
- 主食(5倍粥):80g〜90g程度(軟飯へ移行する場合は50g〜80g)
- ビタミン・ミネラル(野菜・海藻・果物):30g〜40g
- タンパク質(いずれか1品):魚・肉なら15g、豆腐なら45g、全卵なら1/2個、乳製品なら80g
赤ちゃんの体格や運動量、咀嚼力には個人差があるため、規定のグラム数を下回っても過度に神経質になる必要はありません。便の状態が良好で、母子健康手帳の乳幼児身体発育曲線に沿って体重が順調に推移していれば、摂取量に日ごとのムラがあっても発育上の問題はありません。
3回食のタイムスケジュール設計
カミカミ期の生活リズムは、大人の生活リズムに近づけるプロセスです。胃腸への消化負担を考慮し、食事と食事の間隔は最低3時間〜4時間空けることが推奨されます。
- 朝(1回目・午前8時前後):5倍粥+タンパク質・野菜+食後母乳/ミルク
- 昼(2回目・午後12時前後):5倍粥+タンパク質・野菜+食後母乳/ミルク
- 夕(3回目・午後18時〜19時):5倍粥+タンパク質・野菜+食後母乳/ミルク(※就寝の2時間前までに終了)
- その他:必要に応じて起床時・就寝前・日中の授乳(母乳は欲しがるだけ、ミルクは1日2回〜3回程度)