「教皇」の正しい読み方は「きょうこう」です。音読みでそのまま発音し、キリスト教カトリック教会の最高指導者であり、バチカン市国の国家元首を指します。
漢字の成り立ちを見ると、「教」は宗教の教えや信仰の教義を意味し、「皇」は最高位の君主や徳の高い指導者を意味します。すなわち「教皇」とは、「信仰の教えを伝える最高指導者」という深い敬意を込めた呼称です。カトリック教会において教皇は、イエス・キリストの十二使徒の筆頭である聖ペトロの後継者と位置づけられており、全世界に13億人以上存在する信徒の霊的指導者としての権威を持っています。
一方、英語表記では一般的に「Pope(ポープ)」と呼ばれます。これはギリシャ語で父を意味する「パパス(pappas)」やラテン語の「パパ(papa)」に由来しており、信徒たちが親愛と敬意を込めて「聖なる父(Holy Father)」と呼ぶ伝統に根ざしています。公式な外交や教会法上の文書では「Supreme Pontiff(最高架橋者)」という表現が使われることもあります。