閉鎖決定後、安全管理上の観点からプール躯体やスライダー設備の解体工事が段階的に進められました。かつて水飛沫と歓声に包まれていた北方町の広大な敷地は、現在では更地化および地盤改良工事を経て、新たな地域拠点としての整備フェーズへと移行しています。
市川市の公式発表やまちづくり計画によると、広大な跡地(約3万平方メートル規模)の活用については以下の方向性で検討・推進されています。
- 地域防災拠点の整備:大規模災害時における避難場所、緊急車両の待機スペース、防災備蓄機能を備えた防災広場の機能付与。
- 多目的スポーツ・健康広場:近隣の学校や地域クラブが利用できるグラウンド、ウォーキングコース、子ども向け遊具広場の設置。
- 緑地環境の保全とコミュニティ空間:住宅地に隣接する立地特性を考慮した緩衝緑地と、高齢者から子育て世代までが集える憩いのゾーン。
かつてのような「大型レジャー型プール」としての再整備ではなく、平常時は市民の健康増進や地域コミュニティを支え、有事には命を守る防災拠点としての機能転換が図られています。