プレーヤーの間で最も議論が白熱するのが、秩父国際カントリークラブの難易度と独特のアンジュレーションです。総距離はレギュラーティから約5,600〜5,800ヤード前後と比較的短めに設計されていますが、コースレート以上のタフさを感じるゴルファーが後を絶ちません。その最大の理由は、山岳・丘陵の地形をダイナミックに生かした秩父国際カントリークラブのコースレイアウトにあります。
フェアウェイは全体的にタイトで、左右のどちらかが切り立った法面、もう一方が谷やOBゾーンというホールが少なくありません。ドライバーで会心の当たりを放っても、ランの傾斜でボールがラフやペナルティエリアへ転がり落ちるリスクが常に潜んでいます。また、ティグラウンドから着地点が見えないブラインドホールや急激な打ち上げ・打ち下ろしが連続するため、飛距離よりも「落としどころの正確さ」が徹底的に試されます。
グリーンは基本的にアンジュレーションが効いたベント仕様となっており、下りのラインに乗ると想像以上の加速を見せます。攻略の鉄則は「手前からの攻め」。最新のGPSナビ付き乗用カートが導入されているため、画面上に表示されるハザードまでの距離や高低差を冷静に把握し、時にはウッドをバッグにしまってユーティリティやロングアイアンで刻む勇気が、好スコアへの最短ルートとなります。