構造を安定させ、メダルが滑らかに押し出される筐体を作るための組み立て手順を解説します。段ボール工作では「歪み」が大敵となるため、正確な直角出しを意識することが重要です。
ステップ1:外枠(ベースフレーム)の切り出しと補強
横幅25cm×奥行き30cm×高さ20cm程度の箱型ベースを段ボールで作成します。両サイドの内壁には、プッシャー板が左右にブレないための「ガイドレール(細長く切った段ボール)」を平行に接着します。
ステップ2:固定テーブル(下段)の設置
メダルが最終的に落ちる下段テーブルを設置します。この板の表面にはPPシートやアルミテープを隙間なく貼り付けることで、摩擦抵抗を極限まで減らします。
ステップ3:可動プッシャー板(上段)の製作とリンク接続
下段テーブルの上を前後にスライドする箱型のプッシャー板を作ります。底面には同様に滑りやすいシートを貼り、背面にクランクシャフトからのアームを接続するためのジョイントピン(竹串を通したストロー)を取り付けます。
ステップ4:クランクシャフトの組み込み
筐体の後方に回転軸を渡します。ハンドルの回転中心から約2.5cm離れた位置にアームを接続すると、プッシャー板のストローク幅は往復で5.0cmとなり、最もコインを押し出しやすい理想的なストロークが生まれます。
ステップ5:投入シューターとチェッカーの設置
上部からメダルを投入するシューター(ガイドパイプ)を取り付けます。メダルが左右にランダムに散らばるよう、内部にピン(爪楊枝)を交互に配置した「パチンコ風ピンボード」をシューター下部に設けると、ゲーム性が劇的に向上します。