「気が強い」という評価の裏には、他者の顔色を過度に窺うのではなく、自らの価値観に忠実であるという自己効力感の高さを読み取ることができます。近年、行動科学や社会心理学の領域で関心を集めているのは、自己主張の明確さがもたらす他者への安心感です。意見を曖昧にぼかさず開示する姿勢は、結果として周囲に心理的安全性を与えます。
先行きが見通しにくい社会情勢のなか、態度を曖昧にするよりも「自分軸」を掲げる姿勢が評価されるのは自然な流れと言えます。周囲に媚びないスタイルは、冷淡さではなく裏表のない潔さとして認識され始めました。これが、世間が抱くパブリックイメージを一変させた大きな原動力です。