ネット上の掲示板やSNSでは、「1月20日生まれは2つの星座の運勢が混ざり合って二重人格になる」「境目生まれの人は占いが当たらない」といった極端な言説が散見されます。しかし、現代のプロ占星術界における解釈は全く異なります。
厳密なホロスコープにおいて、太陽は1つのサインの1つの度数にしか存在しません。「半分山羊座で半分水瓶座」という天文学的状態は存在せず、生まれた瞬間の太陽の位置によって、本質となる太陽星座は白黒はっきりと決まります。
では、なぜ本人は「両方の性質を感じる」のでしょうか。その理由は、太陽の近くを運行する「水星」や「金星」の配置にあります。水星は太陽から最大28度、金星は最大48度までしか離れません。そのため、太陽が山羊座の終わりの方にあっても水星やすでに水瓶座へ入っているケースや、逆に太陽が水瓶座の初期にあっても水星・金星が山羊座に残っているケースが頻繁に生じます。思考パターン(水星)や愛情表現(金星)が別の星座にまたがっていることこそが、「二面性」の真の正体です。