Q1:オヤシロさまの正体は結局何だったのですか?羽入との関係は?
A1:オヤシロさまの正体には2つの側面があります。1つは歴史的・霊的な側面で、太古の昔に村に降り立ち、鬼(寄生虫感染による発狂者)と人間を調停した神聖な存在であり、その末裔・本体が「羽入」です。もう1つは現実的な側面で、昭和58年に起きた一連の「オヤシロさまの祟り」は、霊現象ではなく、鷹野三四と秘密部隊「山狗」がオヤシロさま信仰を隠れ蓑にして実行した人為的な暗殺・工作活動でした。
Q2:『業』『卒』を見なくても旧作(無印・解)だけでストーリーは完結していますか?
A2:完全に完結しています。2006年の第1期と2007年の『解』の全50話で、出題編のすべての謎解きが完了し、昭和58年6月の運命を打ち破る最高のエンディング(大団円)を迎えます。OVA『礼』の「賽殺し編」まで観れば、梨花の物語は完璧な結末に達します。新編『業』『卒』は、その大団円の「その後の未来」で起きた新たな人間関係の破綻を描く別軸の物語であるため、まずは旧作単体で満足して完結させるのも非常におすすめの楽しみ方です。
Q3:『雛見沢症候群』は実在する病気ですか?医学的なモデルはありますか?
A3:雛見沢症候群自体は竜騎士07氏が創作した架空の疾患です。ただし、その医学的設定には実在の寄生虫疾患がモデルとして巧みに組み込まれています。代表的なのが、ネコを終宿主とし、感染したネズミの恐怖心を麻痺させてネコに接近させる「トキソプラズマ原虫」の生態や、狂犬病による著しい精神変容・興奮状態です。「脳内寄生虫が宿主の感情や行動を操作し、集団ヒステリーを引き起こす」という設定は、生物学的なリアリティを巧みにサスペンスへ落とし込んだ創作の結晶です。