ネット上の掲示板やSNSでは、「地方都市の複合施設だから設備が古く、周辺に食事をする場所も少ないのではないか」という先入観が散見されます。しかし、これは実情と大きくかけ離れています。
まず設備面ですが、1993年建築でありながらステージ照明・音響機材は継続的にメンテナンスおよび機材更新が行われており、プロ仕様の演劇ツアーの受け入れにも十分耐えうるスペックを維持しています。館内には日本将棋連盟のタイトル戦(倉敷藤花戦)が繰り広げられる格式高い和室や、大山康晴十五世名人の足跡を伝える記念館が同居しており、文化施設としての風格は全国の同規模ホールと比較しても群を抜いています。
また、周辺飲食に関しても「終演後のディナー難民」に陥る落とし穴が存在します。美観地区内のカフェやランチ処は非常に充実しているものの、その多くは17:00〜18:00前後に閉店してしまいます。マチネ(昼公演)後のランチやお茶には困りませんが、ソワレ(夜公演)終演後に食事を予定している場合は、美観地区内部ではなく倉敷駅前エリア(あちてらす倉敷やえびす通り商店街周辺)の飲食店を事前に予約しておくことが失敗を防ぐポイントです。