食事からアプローチする際、真っ先に取り入れたいのが気象病予防に不可欠な栄養素です。数ある成分の中でも、神経の興奮を抑えて血管の緊張をコントロールする「マグネシウム」と、細胞のエネルギー代謝を支える「ビタミンB2」は、頭痛対策における二大必須ミネラル・ビタミンと言えます。
低気圧頭痛に効く食べ物の代表格が、マグネシウムを豊富に含む大豆製品や海藻類、ナッツ類です。マグネシウムには細胞内へのカルシウム流入を調整し、血管の異常な攣縮(れんしゅく)や急激な拡張を防ぐ働きがあります。毎日の味噌汁にワカメを入れる、納豆を1パック食べる、間食に素焼きアーモンドをつまむといった手軽な工夫で十分な量を補給できます。
一方、ミトコンドリアの働きを高めて頭痛発作の頻度を減らすとされるビタミンB2は、豚レバー、納豆、鶏卵、ほうれん草などに多く含まれています。日常の献立にこれらを組み合わせることで、気圧の波に揺らぎにくい強固なインナーバランスを整えられます。