日常の中で突然ジェットコースターに乗っている感覚に襲われる現象は、大きく分けて「身体的(平衡感覚)の乱れ」と「精神的(感情)の乱高下」という2つのメカニズムに起因します。
身体的な側面では、目・内耳(三半規管や耳石器)・筋肉のセンサーから送られる情報が脳内で一致しなくなることで、地面が揺れているような錯覚や、急降下した時のような胸のざわつきが生じます。これがふわふわする浮遊感の原因となる代表的なパターンです。
一方で精神的な側面においては、強烈なストレスや過度の期待、不安が交錯することで脳内の神経伝達物質のバランスが急激に変化します。この2つのルートは完全に独立しているわけではなく、精神的なプレッシャーが自律神経を刺激して身体のふらつきを誘発するという悪循環を形成することも珍しくありません。