ユニット名である「はぴだんぶい」は、「ハッピーになりたい男子たち、V字回復をねらう」というフレーズの頭文字から命名されました。2020年1月末、サンリオ公式から突如発表されたこのユニットは、単なる既存キャラクターの寄せ集めではなく、緻密に練られたリブランディング戦略のもとで始動したプロジェクトです。
メンバーに選ばれたのは、ポチャッコ、タキシードサム、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ハンギョドン、あひるのペックルの6人。彼らはいずれも、かつてサンリオの屋根骨を支えたスターたちでした。しかし、2000年代以降におけるシナモロールやポムポムプリン、クロミといった後続キャラクターの爆発的台頭により、グッズ展開やメディア露出の機会が減少していたという共通の課題を抱えていました。
サンリオ公式が打ち出したコンセプトは、「みんなをちょっとハッピーにしたい」という純粋な想いと、「自分たちももう一度輝きたい」という泥臭い挑戦心です。完璧なアイドルとしてではなく、ちょっぴり不器用で失敗ばかりの彼らが、互いを励まし合いながら前を向くストーリー設計が、現代のファンの心に強く響く土台となりました。
また、ユニット活動の大きな柱として「バンド活動」という明確な設定が付与されています。各メンバーには以下のような担当パートが割り振られており、本格的な音楽活動を展開しています。
- ポチャッコ:ボーカル(好奇心旺盛で明るい、グループの牽引役)
- タキシードサム:ドラム(食いしん坊でおしゃれ、安定感のあるリズム隊)
- けろけろけろっぴ:アコーディオン(元気いっぱいで冒険好きなムードメーカー)
- バッドばつ丸:ボーカル / ギター(いたずら好きで素直になれないロック魂)
- ハンギョドン:ベース(実は寂しがり屋のロマンチスト、独特の渋い存在感)
- あひるのペックル:キーボード(心優しくおっとりしているが、歌とダンスが得意)